なぜ私は低スペックなのか？

昔から何も考えずに生きてきた
幼稚園の頃から掃除や課題などをどうすれば片付くかを考えたことがなく、学級会でも何の話をしてるのか分からなかったし分かろうともしなかった。
そんな私に周りの人は「考えてやれ」「早くしろ」と怒るが、なぜ怒ってるのかがわからなかった。
私の頭には「早く帰ってゲームしたいな」「今週末のアニメたのしみだな」しかなかった。

当然、成績は悪かったが良くしようとは思わなかった。
親に促されるまま大学に行ったが、何も考えていなかったため学んだことは何もなく運転免許すらとっていない。
何も学んでない人が就職できるわけもなく、大学を卒業してフリーターになり今もフラフラと生きている。

なぜ何も考えずに生きてこれたかと言うと、すべて親がやってくれていた。
中学生になっても服や持ち物、通学のための定期券も親に用意してもらい、親に学校まで付いて来てもらっていた。（道が覚えられなかったから）
同年代の人は大人と話す時はちゃんと敬語を使っていたが、私は敬語の使い方がわからなかったので大学を卒業するまで幼稚園児みたいな言葉遣いをしており、他人の家に上がって食事を出してもらっておいてお礼も言わないような子だった。

親はそんな私に対して「勉強しろ」とだけ言っていた。
親は毎日「勉強しろ」とだけ言い、朝まで寝かせてくれない日も度々あった。
今でもあの時の親の意思がわからない。
家では「勉強しろ」としか言われない。学校では何も考えず言われるがままに動く。
二十歳を過ぎるまで一切頭を使ってこなかった。

大学を卒業しフリーターになってたくさん恥をかきながら、なんとか社会人としての基礎を身に着けていったが遅すぎた！
普通は10代で習得することを私は30代でやっと習得している。
勉強しようにも頭が回らない。
今でも「そんなことも知らないの！？」と驚かれる。

「何回でもやり直せる」「人生これから」とよく言うが、それは子どもの頃にある程度脳を発達させていることが前提であり、全く頭を使ってこなかった私には到底無理な話である。
死ぬ気で勉強すれば何とかなるかもしれないが、死ぬ気でやる気力がない。

危機感はあるが頭と心が弱すぎるため何もできない。

うつ病になって変わったこと7選

うつ病は病気なので出来なくなることがたくさんある。
うつ病になって出来なくなったことを7つ紹介する。

⓵他人が羨ましくなった
②自分の非を認められなくなった
③集中力が無くなった
④趣味を楽しめなくなった
⑤眠れなくなった
⑥明るい場所が嫌いになった
⑦人を祝福できなくなった

⓵他人が羨ましくなった
ネガティブになったことで自分の悪い部分しかみえなくなり、自分が最底辺にいると思ってしまう。
健康だとエネルギーに満ち溢れているため、仕事でも成果を出すことも、人間関係や趣味を楽しむことも、自分磨きも、食べることも、寝ることも、すべてをハイレベルでこなすことができ無限の可能性がある。
うつ状態だとすぐに疲れてしまう為、そういったことが出来ず可能性を広げられない。

②自分の非を認められなくなった
精神的に余裕がなくなっており、失敗は全て他人のせいにしてしまう。
「うつ病になると人間関係が悪化する」と言われるがこれが原因の一つだろう。

③集中力が無くなった
過去のトラウマが何度も脳内で再生され、集中することができない。
本を読むどころか10分の動画も頭に入らない。
寝る事すら難しい。

④趣味を楽しめなくなった
生きていることですら辛いので趣味どころではない。
私の場合は家事・役所・ハローワークなど全て自分やっているため、趣味に回す体力がない。
少しの気分転換では上がれないくらい落ち込んでいる。

⑤眠れなくなった
学生時代のイジメ、社員時代のパワハラの記憶が悪夢として蘇ってくる。
悪夢が恐くて寝ることができない。

⑥明るい場所が嫌いになった
少しの刺激も負担に感じてしまう為、照明の明るさでもまぶしく感じてしまう。
太陽の光は刺激が強すぎて散歩なんかできない。

⑦人を祝福できなくなった
病気なので健常者にできること全て私にはできない。
「私は病気でこんなに苦しんでるのに何でお前は・・・」と思ってしまう。
人が「おめでとう」「ありがとう」と言い合ってる現場とか地獄でしかない。


うつ病は気分が最底辺まで落ちてることで発症する病気なので、常に余裕がなく少しの刺激も負担に感じてしまうことからこういった変化があった。
健常者は健康な体に甘えず、心と体を大事にしながら人生を楽しんでほしい。

うつ病の私が抱えてる5つの不安

「不安を書き出してみると良い」というアドバイスを健常者から頂いたので、うつ病の私が抱えてる不安をあげてみた。

⓵仕事について
②人が恐い
③収入
④日本が終わってる
⑤親が理解してくれない


⓵仕事について
今までの職場で必ずいいように利用されたり、パワハラによって仕事が長続きしない。
社会復帰したところでまたパワハラに会う可能性が高い。

②人が恐い
イジメられた経験からどうしても人が信用できず、仲良くなることができないため恋人はもちろん友人は1人もいない。
孤独死がすでに決定してるようなものだ。

③収入
頭が悪くなかなか仕事ができるようにならない。
正社員時代も業務を一人で抱えきれず、丸1日職場にいて勉強しながら仕事をしていた。
人間関係の構築ができないのも相まって雇われて働くのは無理。
秀でたものがないためフリーランスとして働くのも無理。
バイトしか稼ぐ手段がない。
障害者になった今ではアルバイトすら難しい。

④日本が終わってる
「自己責任」「努力が足りない」「甘えるな」と言う人ばかり。
飢え死に寸前になっても国は助けてくれないだろう。
むしろ俺みたいな無能はさっさと死んでくれたほうが良いのだろう。

⑤親が理解してくれない
家賃が高い都内でうつ病を理解してない親の近くで住むことが不安で仕方がない。
親はうつ病を理解してない。
「気の持ちよう」「辛いのはみんな同じ」「いつまでも病気を引きづっててはいけない」
と言われてしまった。


このような不安がある。
成功者は簡単に「問題点をはっきりさせれば解決する」というがそれは
優秀だからできるのだ

能力どころか努力すら出来ない凡人が問題点をハッキリさせたところで何も変わらない。
理想論、根性論で解決出来たらとっくにやっている。