うつ病がライブに行くとどうなるのか？

私は3年以上うつ病になる前からアイドルのライブが趣味であり、うつ病になってからも調子がいい時はリハビリを兼ねてライブに行くようにしている。
ライブに行くとき、健康だった頃とうつ病になった後で精神面と体調面で違いがあったので5つあげていく。

・ライブ前日に不安になる
・出発直前まで行くのを辞めるか迷う
・外出したことを後悔する
・ライブ中に何度か倒れそうになる
・来てよかったと思う

・ライブ前日に不安になる
精神疾患を抱えると体調が毎日違う。
ライブ当日は調子がいいかどうか？不安になる。

・出発直前まで行くのを辞めるか迷う
外出先で体調を崩したらどうしようと不安になるため、ライブを諦める事をギリギリまで考える。

・外出したことを後悔する
病気を抱えてると公共交通機関を使った移動は相当な体力を使うのでライブ会場に着いた頃には1日分の体力を使い果たしている。
なので「家で安静にしておけばよかった」と後悔する。

・ライブ中に何度か倒れそうになる
精神疾患を抱えてる人にとってライブ会場はとても居心地が悪い。
閉鎖された空間、音、人混み、照明と刺激が強いため、その刺激に耐えられない。

・来てよかったと思う
オイドルオタの性なのだろう。
結局、最終的には楽しんでる。


うつ病は身体的な病気と違い寝るだけでは治らないので、時には外に出て遊ぶことも必要である。
外出先で倒れるリスクと経済面の不安があるので慎重に遊んで精神を休ませてあげよう。

うつ病になると死ぬ可能性がある2つの理由

うつ病は目に見えないだけでなく命に係わる病気でないため軽く見る人が多い。
だが、うつ病を経験した私から言わせれば
うつ病になると死ぬ可能性がある
と言い切れる。

・絶望する
・脳がイカれる

・絶望する
人生に絶望し自殺する可能性がある。
常に過去の嫌な思い出が脳内で再生され、睡眠時は悪夢にうなされる。
趣味や食事を楽しむことは出来ない。
働くことができないため将来の不安もある。
現在も将来も希望が無いため自殺を考えるのは当然である。

・脳がイカれる
抱えきれないほどの膨大なストレスにより脳が正常に機能しなくなる。
脳が正常に機能しなくなることで死への恐怖が薄れ、自殺行為に及ぶ可能性がある。


うつ病は1歩間違えれば自殺を選んでしまう恐ろしい病気である。
私も数えきれないくらい自殺のことを考えた。
私はたまたま生きているが、状況が少しでもこじれていれば自殺を選んでいた可能性があった。

うつ病は目に見えない病気なので健常者から見れば「怠けているだけ」に見えるだろうが、人が見ていないところで本人は悪夢や体調不良・恐怖・不安に必死に耐えている。

うつ病は死の危険がある重病
ということを理解し覚悟を持ってうつ病に向かう必要がある。

うつ病の私が思う将来の夢

普通になりたい

・夜に寝て朝に起きる
・太陽の光を浴びて体を動かすことを楽しむ
・好きな食べ物を食べて「おいしい」と思う
・趣味を楽しむ
・8時間労働して勤務後は同僚と愚痴を言いながらおいしいものを食べて達成感と共に寝る
・休日は趣味や自分磨きに励む
・喜怒哀楽を感じる
他多数・・・

うつ病になると頭が正常に動かなくなるため、大半の人が普通に感じること・普通に出来ることが出来なくなる。
うつ病に人に対して健常者は「みんなやってるんだからお前もやれよ」と言うが、
出来たらもうやってる
好き好んで障害者なる人はいない