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自閉症スペクトラム(ASD)とは [発達障害]

発達障害とは生まれつき脳の成長に偏りがあるため社会で生きづらさを感じる障害。

発達障害には自閉症スペクトラム(ASD)というものがある。
自閉症スペクトラム(ASD)の主な特徴は

・強いこだわり

・会話のキャッチボールが出来ない

・非言語コミュニケーションができない

・臨機応変な対応ができない

・強いこだわり
普通の人が気にならないところが気になる。
自分で決めたルーチンワークを好み、ずっと同じルーチンを繰り返す。
限定的な興味。
よく周りから「普通にやって」「勝手なことしないで」「言ったとおりにやって」と言われる。

・会話のキャッチボールが出来ない
複数の場所で文化・TPOに合わせた行動がとれず、無意識に相手を不快にさせる発言をしてしまう。
感情が乏しく上手く話せないため話がうまくかみ合わない。
一方的に話すか、何も話せないかの両極端。
といった理由から人間関係が苦手である。

・非言語コミュニケーションができない
相手の表情や声のトーン、状況や空気を読むといった言葉以外の情報を読むことができない。
空気を読む、暗黙の了解、抽象的な表現が理解できずコミュニケーションに支障が出る。

・臨機応変な対応ができない
決まったことを繰り返すことしかできないため、急な変更に対応できずぱにっくになってしまう。
気持ちの切り替え・マルチタスクが出来ず、仕事に支障が出る。

発達障害と聞くとネガティブな印象があるが自閉症スペクトラム(ASD)にも長所はある。
・単調作業が得意
・自由な発想
・既成概念にとらわれない
・興味があることに力を発揮
・独特の感性
・真面目に物事に取り組む

発達障害とは生まれつき成長がアンバランスであり、大人になってそのアンバランスさが表れることにより普通とは違った言動をしてしまう人のことであり、決して
何もできないわけではない!

健常者は「そんなの誰にでもある」「言い訳だ」「甘え」と言うが、同じ人間でも個体によって能力や特性は全く違う。
自分が理解できない障害を否定するのではなく、お互いの短所を補い長所を伸ばし合う関係を築いていける社会になってほしいと願う。
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