私はこうしてブラック企業に就職した～前編～

大学を卒業してからやりたいことがなくバイトを転々としてきた。
実家だったためお金には困らなかったが30歳を迎えてから急激に将来への不安が込み上げてきた。
極度の不安からパニックになったのかネットでフリーター生活の過酷さを検索し、自分で不安を煽るようなことを毎日した。

不安がピークに達したため、就職活動をすると決意した。
だが、今まで3回就活に失敗してバイトに逃げている。
1人で就活をしても失敗は目に見えているため転職相談所を頼ることにした。
ネットで検索し、バイト先から近いところにオフィスを構えてるワークポートという転職相談所に決めた。

まず、メールにて面談の予約を入れた。
面談当日、バイトの後にワークポートのオフィスに向かい面談を行った。
転職アドバイザーに今までの職歴と現状を伝えた。
ダラダラと過ごしてただけなので説教されることを覚悟していたが、そのようなことはなく話を聞いてくれた。

その後、転職アドバイザーは「飲食が狙い目です」と話し、オススメの会社を5社程私に見せてくれた。
ワークポートでの転職活動の仕方を案内してもらい、オフィスを後にした。


「無料で相談できる」「飲食が狙い目（飲食未経験の私に）」に違和感を感じたが立ち止まってる暇はない。
ワークポートと共に転職活動をすることにした。